慣れ(心霊現象)

心霊体験が当たり前の生活になってから、もう10年近く経つ。

今ではある程度慣れたが、最初の3年くらいは恐怖で頭がおかしくなりそうな時期もあった。

例えるなら、外科の卵がオペ見学で血を見てぶっ倒れるみたいな時期が3年ほど続きました。振り返ってみると「随分たくましくなったな」と思う。

初めの頃は2~3か月に一回見るくらいで、お祭り気分だったり、レアキャラを発見したようなうれしさばかりだった。

あの頃は初々しかった(遠い目)       

怖いもの見たさで、一番楽しい時期だった。

見えると言われる大概の人がそのゾーンで留まれるのだが、自分はそこからさらに感度が上がってしまい、1年くらい過ぎたらほぼ毎日見えたり、現象が起こったりして今に至っている。

体質に詳しい知人たちに言わせれば「その状態で廃人にならないのがびっくり」と言われる。(気味悪がられたり、飲み会のネタされるのはどうかと思うが・・・)

しかし人間はたくましいもので、ある程度場数や時期が過ぎると慣れてしまう。

3年くらいは恐怖で気が狂いそうだったが、その後は徐々に慣れてきて怖さはかなり減った。

今でも慣れない部分は、心霊現象や憑依されたときは死ぬほど体がだるくなることかな。

これははっきり言ってキツイ。重症の時は起きることが出来ないほどだるい。

夏目友人帳とか心霊モノ見て、「心霊あるある」で思わず「これなんだよ!おいおまえら!」みたいな感じで霊感のない友達に興奮して話したりする。

お化けが見ても、身体感覚に異常がなかったあの頃に帰りたいといつも感じてる。

見えなかった頃はあこがれていたが、今となってしまっては人混みに行くと憑依されやすいので、出かけるのにも場所を選ぶ不便な体になったものだよ。

霊媒体質に詳しい人から「関わらないようにすれば力がなくなる」と言われて、ずっと逃げてきたが、あちらさんから近づいてくるので逃げられないと悟り、10年近くたってようやく向き合う覚悟ができたところです。

 

長文多めのブログになりますが、体験談や、そこから自分なりに感じたことを書いていきます。

淡々と書いていくスタイルになりますが、よろしくお願いします。